ポジドライブガレージが生み出したスウィングウォブラー85Sは、小粒で飛距離を稼げるシンキングタイプのトップウォータージグミノーです。リトリーブだけで急浮上し、泡と艶かしいPOP音をまとい、水面に深く軌跡を描き出すトップウォータープラグです。極細ボディならではの飛距離とアピール力の高さ、デイ&ナイト問わずボイル撃ちには特に効果的な威力を発揮します。そこで今回は、おすすめの使い方とインプレをご紹介します。
スウィングウォブラーは大型シーバスや他魚種も狙える人気ルアー
スウィングウォブラーはシーバスゲームで大切なボイル撃ちに最適のジグミノーです。オートマチックにただ巻きで水面直下を絶妙なドッグウォークで引いてこられるため、誰でも簡単にボイル撃ちで釣果をあげることが可能です。またチヌにも効果的で、牡蠣瀬の上などを引いてこれるためチニングでも効果的なルアーです。
通常サイズ85Sの他にも青物やヒラスズキなど、大型の魚種を対象にボディ強化された145Sモデルも用意されているため、シーバスゲームだけではなくあらゆるソルトゲームのボイル撃ちやナブラ撃ちに使えます。
スウィングウォブラーのラインナップ
スウィングウォブラーは85ミリのノーマルモデル、125ミリ、145ミリというサイズ感が魅力のアップサイズモデルを含めた4種類が展開されています。サイズはもちろんウエイトも違うため、扱うタックルやフィールドも異なります。4サイズの特徴をしっかりと理解すれば使い分けることができます。ここではそんなスウィングウォブラーのラインナップを紹介します。
スウィングウォブラー85S
スウィングウォブラーのノーマルモデル。漁港内はもちろん干潟や河川など、一般的なシーバスゲームを楽しむためにはぴったりのサイズです。ウエイトも12グラムと扱えるタックルも豊富であるため、はじめて購入する方にはおすすめのモデルです。シーバスはもちろん小型の青物やチヌ、バスなどさまざまなルアーゲームで使える点も魅力の一つです。
■Model:スウィングウォブラー85S
■size:85mm/12g
■type:シンキング
■Hook:#8×2
■ring:#3
■range:0-10cm
スウィングウォブラー125S
スウィングウォブラーのミッドサイズとなる125mmは、超重量とスリムボディの組み合わせによる抜群の飛距離と、シンキングタイプでありながらもリトリーブオンリーで水面~水面直下を引ける特異性はそのままに、標準的なシーバスタックルでも扱いやすい設定とし、より遠距離での繊細な食わせを考慮した細見シルエットが攻略の幅を拡大しています。万が一の破損に対応した貫通ワイヤー構造を採用しており、不意な大物にも対応しています。
■Model:スウィングウォブラー125S
■size:125mm/25g
■type:シンキング
■Hook:#4×2
■ring:#4
■range:0-15cm
スウィングウォブラー145S ライトモデル
スウィングウォブラー145Sの43gタイプは、ライトタックルへ向けての減量モデルです。シンキングであるからこそ生きてくる性能に由来するボディデザインのため、これ以上の減量では「らしさ」が失われてしまうためこの数値に設定されています。
■Model:スウィングウォブラー145S LITE-43g
■size:145mm/43g
■type:sinking
■Hook:#2×2
■ring:#5
■range:0-10cm
スウィングウォブラー145S
開発テーマは”代用ではなく専用” 本体容積に対し過剰なまでのヘビーウエイトバランサーを搭載しながらも、リトリーブのみで水面を引ける超遠投型トップウォータージグミノーです。フローティングタイプでは、決して真似の出来ない持ち味を要所要所で発揮してくれるのも”トップウォータージグミノー”ならではの能力です。磯場でのヒラスズキや外洋での大型の青物など、狙える魚種のサイズ感もアップしています。
■Model:スウィングウォブラー145S MODEL-55g
■size:145mm/55g
■type:シンキング
■Hook:#1×2
■ring:#5
■range:0-10cm
スウィングウォブラーの有効的な使い方
スウィングウォブラーの使い方は、ただ巻きだけで水面〜水面直下を攻略することが得意なルアーです。基本性能についても泳ぎがしっかりしており、誰が使っても扱いやすいルアーです。その日の状況に合わせて、ロッドワークやリトリーブスピードを意識してアクションを変化させながら狙いのターゲットが釣れる使い方を覚えてみましょう。
基本はただ巻きだけで高アピールアクション
スウィングウォブラーの基本の使い方は、ただ巻きで水面直下のレンジを維持しながら小刻みにドッグウォークします。その姿はまさしくフィッシュイーターから逃げ惑う小魚そのものです。また引き波もベイトが出す波紋に見せることができます。難しいロッドワークも必要ないためボイルが起こっているシチュエーションであれば誰でも簡単に扱えます。
ボイル撃ちには連続トゥイッチでパニックアクション
スウィングウォブラーの効果的なイレギュラーアクションがトゥイッチです。スウィングウォブラーはロッドワークを使いトゥイッチをいれることでスプラッシュを起こすことが可能。これはルアーを見切ったシーバスに口を使わせるためにも効果的なアクションの一つ。大型の青物などを狙う際にも積極的に使いたいアクションです。
レンジを入れてスイングアクション
スウィングウォブラーはシンキングタイプなので、通常のシンキングペンシルのように沈めて水面直下をキープさせながら使って水面直下でのスイングアクションが可能です。浮き上がりが早いので、そこはリトリーブスピードを抑える必要はあるが、アクションの強いシンキングペンシルとしての用途も期待できます。
リアクションバイトも誘えるリフト&フォール
ポーズなどのイレギュラーな動きを織り交ぜながらフォールさせ、リトリーブすることで急浮上させる使い方で食い渋るシーバスに口を使わせることもできます。スウィングウォブラーはシンキングタイプであるため、一瞬のスピードアップやスローダウンがシーバスのスイッチを入れる事もあるので、ただ巻きで反応がない時に織り交ぜてみましょう。
スウィングウォブラー85Sのインプレッション
実際に使用して体感したインプレは、基本性能のよさとリトリーブだけで急浮上し、泡と艶かしいPOP音をまといながら水面に深く軌跡を描き出せるところが秀悦です。トップウォータープラグアクションが容易に出せるジグミノーはスウィングウォブラーだけということです。レビュー評価が高く、水面〜水面直下近辺での釣り方の幅が広くパフォーマンスに優れたポイントを知ってみましょう。
ただ巻きだけでしっかりアクションする
スウィングウォブラーは、着水してからリトリーブを始めれば、すぐに水面に出て泳ぎ出す。ただ巻きするだけでポコポコ引き波を立てながら首振りアクションをしてくれます。ナイトのような見えない暗闇のシチュエーションでも扱いやすい。確かにロッド操作をせずとも、ただ巻きだけでプリプリとドッグウォークをしてくれるので初心者でも扱いやすいルアーです。
細身で固定重心ならではの飛距離と泳ぎ出し
固定重心の同クラスルアーの中では、飛行姿勢がよく細身のボディが飛距離を伸ばしてくれます。重心移動には飛距離は劣りますが、固定重心ならではの泳ぎだしの早さを活かすことができます。サイズが増すほど、圧倒的な飛距離を稼ぎ出します。サーフのような広大なエリアでも活躍します。広範囲にサーチできる固定重心のジグミノーは多くないのでおすすめです。
シーバスタックルのスペックでフルキャストできる
スウィングウォブラーは、4種類リリースされておりシーズナブルにも対象魚ごとにも対応できます。シーバスなら85Sと125Sでシーズンを戦える大きな戦力になってくれます。持ち合わせのML〜Mクラスの一般的なシーバスロッドで扱えるルアーです。145Sは、MHクラスくらいのロッドがいいでしょう。
昼夜問わずに釣れる
例えば、朝の時合タイムでは至る所で起こるイワシへのボイルシューティングゲームやクロダイ狙いのデイトップゲームにも対応します。シーバスのイナっ子パターンにも欠かせないルアーです。極細ボディには似つかわしくないほどにアピール力が高く、デイ&ナイト問わずボイル撃ちには特に効果的で、時としてスウィングウォブラー以外では反応すら出せない程の威力を発揮します。
スウィングウォブラーは釣れるルアー
スウィングウォブラーはシーバスゲームで大切なボイル撃ちに最適のジグミノーです。ただ巻きで水面直下を絶妙なドッグウォークで引いてこられるため、誰でも簡単にボイル撃ちで釣果をあげることが可能です。ボイルが出ていない場面でも、レンジを一枚入れてあげたりイレギュラーなアクションで誘えるため持っておいて損はないでしょう。
通常サイズの他にも青物やヒラスズキなどの大型の魚種を対象にしたビッグサイズモデルも用意されているため、シーバスゲームだけではなくあらゆるソルトゲームに使えます。さらに釣果を上げたいアングラーはぜひスウィングウォブラーに頼ってみましょう。
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