マキッパはその名の通り、投げて巻くだけの新感覚キャスティング・ブレードジグです。飛距離性能と多様な魚種に有効なことから定番のルアーとなっています。テールには巻くだけで集魚効果の高いブレードとブレードフックシステム(PAT.)を搭載しています。あらゆる魚種に効果的なティンセル付きアシストフックや腹部に設けたおまかせアイにより、好みに合わせてダブル、トリプルフックなどを追加装着可能です。対象魚は、シーバス、ヒラメ、マゴチ、ブリ(イナダ、ワラサ)、サワラ、カンパチ、アジ、サバ、タチウオ、マダイ、クロダイ、根魚類と、多種多様なターゲットを狙うことができます。今回は気軽に楽しめるマキッパをライトSWゲームで使ってみたインプレをご紹介します。
ターゲットに拘らずにただ巻くだけで釣れる楽しいルアー
メタルジグにブレードが付いているものは他社製品でも多くなってきましたが、メガバスのマキッパは巻き抵抗が少なく、簡単に釣ることのできるルアーです。使い方はいたってシンプルでただ巻くだけ。
マキッパはただ巻きに特化したもので、ブレード波動が強烈なアピールを生み出します。投げて底に着くまでアピールさせ、着底したら巻き始めるといった釣り方がメイン、そのあとは着水からカウントして任意のレンジを探っていきます。多くの魚種を惹きつけられるので、初心者の方にもおすすめできるルアーです。
マキッパのラインナップ
マキッパはサイズのラインナップが豊富です。3g~10gはライトゲーム、20g~40gは青物やシーバス狙いで活躍します。コスパもよく、他社のブレード系ルアーに比べて価格も安いのが特徴です。
3g : ¥700
5g : ¥710
7g : ¥720
10g : ¥740
20g : ¥780
30g : ¥820
40g : ¥860
※ 3g、5g、7gにフロントのアシストフックは付属されてません。
マキッパサワラチューン30g・40g
「マキッパ」シリーズから、サワラやタチウオなど歯の鋭い魚に特化したチューンアップモデルが登場。フックの接続パーツはスプリットリング&スイベルで構成されており、鋭利な歯でアシストリーダーが切られる可能性を完全に排除。リアフックに搭載されたコロラドブレードは、水面から飛び出すことなく安定したスイミングを保持します。全てのカラーにはUVケイムラ塗装を採用し、ターゲットの活性が上がる朝夕のマズメ時にも深いバイトを得られます。
マキッパのカラーラインナップ
基本カラーは10色展開されています。多くの魚種にも対応可能なカラーがラインナップされていますのでお好みのカラーを選んでみましょう。
マキッパサワラチューンのカラーラインナップ
サワラチューンのカラーラインナップは、全カラー紫外線で発光するケイムラフィニッシュで6色展開となっています。
マキッパアシストフック
アピール抜群のフラッシャー付きダブルアシストフックの替えフックもラインナップ。マキッパ純正パーツがしっかりと販売されています。
※ 3g、5g、7gにフロントのアシストフックは付属されてません。
マキッパブレードフック
ブレードフックシステムでブレードバイトを超高確率でフックアップ!フックとブレードを使い込んだら気軽に交換ができます。全てのサイズのラインナップがあります。
ゴールド、シルバーの2色があります。デフォルトカラーからお好みのカラーへ変更も可能です。
マキッパスピナー
マキッパスピナーは、マキッパシリーズの驚異的な集魚力をさらに高めるためのチューンナップアイテム。マキッパに装着すれば、複数枚のブレードが魚群を演出。
ワイヤーアームがもたらす高いスナッグレス性は、根がかり多発地帯の釣りで威力を発揮します。 なお、ジグやソフトルアーに装着すれば、必殺のブレードベイトに変身。
ラインアイは、スナップ対応の溶接済みクローズドタイプ。ルアー装着部はスクリューワイヤーロックでデザインされており、着脱やルアーチェンジを瞬時にこなす優れモノです。
このマキッパスピナーはマキッパ以外にも使うことができます!ラインナップはブレードとカラーで変わり、全4種類のラインナップになります。ブレードの大きさはマキッパの大きさによって選ぶのが無難です。10g以下ならSサイズ、20~40gならMサイズを選びましょう。また、値段もかなりリーズナブルで500円台とコスパに優れたお値段になっています。
マキッパの使い方
マキッパの使い方については、投げて底に着くまでアピールさせて着底したら巻き始めるといった釣り方がメイン、そのあとは着水からカウントして任意のレンジを探っていくだけで多くの釣果を得ることができます。ここでは基本的な使い方についてご紹介します。
ただ巻き
マキッパの基本はただ巻きです。ボディバランスもよくスローで巻いても使えるし、早めに巻いても安定した姿勢で引くことができます。基本的にテールスピン系のルアーはリアクション的な要素が強めなので、キレイにブレードが回るスピードでリトリーブするのがおすすめです。
マキッパを一定層引く時は、一定速度のリーリングで巻き続ける使い方もおすすめですが、時折フォールや巻き速度に変化を与えたる使い方も有効です。
リフト&フォール
主に低活性な場合や深場に沈むターゲットを狙う時に効果があるリフトフォール。リフトフォールといっても、マキッパの場合は穂先をリーリングに合わせて20~30㎝くらい揺する感覚で、キビキビと操作する必要ありません。
イメージとしてはリフトによりブレードの動きに緩急をつける感じで使うことが多いです。リールの巻き3回~5回転ほど連続リフトでマキッパを持ち上げたら、テンションフォールで食わせの間を作るのが効果的な使い方です。
マキッパをライトSWゲームで使ってみたインプレ
かなり軽量な3gからのラインナップとなっており、メバルやセイゴ、カマスなどを狙うライトゲーム~青物やヒラメなどにも対応できる30g〜40gまであります。今回使用したのはライトSWゲーム用に購入した5gをインプレしていきます。
飛距離
ブレードがある分、飛距離は落ちるだろうと思っていましたが、5gのマキッパで同サイズのメタルジグに比べてほとんど飛距離は変わりません。おおよそ30m半ばをコンスタントに記録します。フルメタルボディの空気抵抗の小さい細長コンパクトボディと相まって驚くほどの遠投性能を持っており、初心者のキャストから悪天候時まで、安定してロングキャストが決められるようになっています。
巻き抵抗感
マキッパはその名の通り、ブレード系ルアーの中でもただ巻きの使い方が中心となります。装着されたブレードはスリムなウィロー型になり、潮抜けがよいので引き抵抗は比較的軽めです。少し潮が速く流れている状況下や、ディープエリアに沈めて使う時でも気軽に扱え、潮の抵抗でロッドが曲がりすぎるようなことはありません。
操作感としては軽くて使い勝手がよく、ブレードの回転による重さが程よくリール・ロッドに乗ってくるのでかなり好印象でした。
根掛かりしにくいので根魚へのアプローチにも◎
マキッパはフロントにダブルフック、後方のブレードにシングルフックが標準搭載されています。 3g、5g、7gにフロントのアシストフックは付属されていません。リアのブレードフックのみなので根掛かりしてしまうような場所だったり、遠浅のゴロタ場でトレブルフックを使うと根掛かりしてしまうような場所でもシングルフックなので根掛かりしにくくガンガン使っていけます。
ただ巻き専用設計で激しいロッドワークは苦手
マキッパはリアにアシストラインを採用したフックが装着されている。フォールに入る時やトゥイッチングの際にテンションを抜きすぎると、リアフックがリーダーを拾うことがあるので要注意です。
マキッパにロッドアクションを与えて操作する時は「最小限」で、わずかな変化を与えるくらいで使うのがコツです。
フリーフォール中やトゥイッチなどの素早いロッドワークをすると、リアフックがリーダーを拾ってしまうことがあってストレスになることがあるから気を付けよう。着水後やアクションを与えた後のフォール中は、ラインテンションを掛けた状態をキープすると快適に使えます。
ブレードの力とカスタム性に富んだ釣れるルアー
メガバスのマキッパのインプレを解説してきました。コスパもよく、根掛かりもしにくいのでガンガン使って行けます。マキッパ純正交換パーツの充実やカスタムパーツもあるので楽しみながら攻略できます。
巻くだけでいいので、非常に楽で簡単に釣れるルアーです。メタルジグでしゃくり疲れた時、巻くだけでいいマキッパをルアーローテーションに加えると数釣りが出来そうです。サイズ感やタダ巻きの使い心地はよく、いろんな魚が狙えるので初心者や何でも釣りたい人にはよいルアーだと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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