【BlueBlue】フィーディングスポット直撃！スネコン50Sの使い方とインプレ

スネコン50Sは、ライトゲーム用のシンキングペンシルです。水面直下を艶やかに泳ぐスネコン50Sは、無限大に近いダッチロールを実現し、その超ワイドなS字軌道でターゲットを惹きつけます。潮流に乗せて水面直下を攻略し、遊びのある前方ウェイトが他にはない揺らぎアクションで誘います。今回は、食わせ能力の高いスネコン50Sについてご紹介します。

スネコン特有のダッチロールが炸裂する

流れに敏感に反応する能力を持ち、既存のS字軌道を謳うルアーとは一線を画す動きを実現しました。多くのシンペンが頭を軸に振るだけの動きに留まる中、脱軌道S字で飛行機が左右に大きく揺れたりスライドしたりしながら飛ぶようなダッチロールを見せます。

スネコン特有の「置いて流すダッチロール」は、流れの弱い箇所を自ら探り、魚のフィーディングスポットを見つけ出すことができます。

また、フォール速度にも配慮がされており、単に早く沈むだけではない、計算された動きが特徴です。

スネコン50Sのスペック

[全長] 50mm
[重さ] 3g
[リング] #1
[フック] #14×2

スネコン50Sのカラーラインナップ

スネコン50Sの基本カラーラインナップは、全14色展開となっています。クリアカラーをベースとしたカラーが多く、ライトSWゲームにおいてセレクトしやすい豊富なカラーがそろっています。

スネコン50Sの使い方

一般的なシンキングペンシルとは違って重心が前方にあるのが特徴で、水中ではしっかりと水平姿勢を保って泳ぎます。また、水馴染みがよく流れに対して自由に動くウェイトが敏感に反応して、流れの中を勝手に揺らいでくれるのも特徴です。ここでは使い方についてご紹介します。

ストップ＆ゴー

スネコン50Sは、流れの弱い方にヘッドを向け水面直下を艶かしくアクションします。リールでスネコンを引っ張りすぎないように心がけながら、ラインテンションを張らず緩めずの状態をキープします。

重要なのはラインのコントロールです。スローに巻きながら、流れた分、引っ張った分、糸ふけを緩く回収するイメージで巻いてきます。

その巻きの中にストップを入れて潮に同調させることで、スネコンが揺らぐアクションにメバルなどのターゲットをバイトさせる有効的な使い方になります。

ドリフト

スネコン50Sはボディに遊びのあるウェイトが敏感に反応して、流れの中を勝手に進んでくれるのも特徴です。

ヘビーシンキングペンシルだとナチュラルに流れに乗せるのが難しいモノが多いですが、スネコン50Sは流れに対して細かく敏感に反応してアクションしてくれるので、ナチュラルに喰わせることができます。

スローな沈下速度と揺らぐアクションを活かすことで、狭いスポットをかなり時間を掛けて探ることができます。ワームではできない誘いのドリフトが可能なおすすめの使い方です。

軽めのトゥイッチ

ただ巻きのS字アクションに反応が無い時は、トゥイッチを試してみて欲しいです。ある程度沈めたら、トゥイッチ操作でダートさせてあげることでバイトを得られることがあります。テンポのいいトゥイッチで操作するのではなく、スローなロッド操作で動かすのがおすすめの使い方です。

スネコン50Sを使ってみたインプレ

S字の軌道も思っていたより綺麗で幅の広いS字を描き泳ぎます。浮力があるので表層付近をじっくり攻めれるルアーです。スローな展開で、ドリフトなどの釣りがハマる展開にはスネコン50Sが有効です。

飛距離

スネコン50Sは50mmのボディに3gの前方に重心があるルアーです。メバリングなどに使うシンキングペンシルと比較すると長さの割にちょっと軽めです。

実際にキャストしてみると、若干の飛行姿勢が乱れやすくて飛ばない印象があります。大場所のサーチというより、ピンスポットを丁寧に探ってくスタイルで、港湾部を中心としたメバリングには必要十分だと感じています。

アクション

スネコン50Sの最大の特徴は、何と言ってもそのアクションにあります。一般的なシンペンとは違った食わせ能力を持っており、明らかに反応が変わる場面があります。

ヘッド部分にフィンが設置されており、このフィンによって左右への蛇行アクションが発生します。ラインのコントロールが上手くなればなるほど、S字の動きが柔らかくゆったりと左右に蛇行するアクションが立ちあがります。

スネコンは小型のウェイトが分散されてセットされており、ウェイトルームには遊びがある設計になっている。これによって絶妙なフラつきを出すことができ、固定重心のルアーとは違ったアクションでメバルなどを魅了することができます。

水面～40㎝くらいまでが得意なルアー

スネコン50Sはスローシンキング設定になっています。基本的には水面直下に魚が浮いている時に出番が多く、深い層を探るには手返しが悪くなってしまいます。

スネコン50Sが使いやすいレンジとしては、水面直下〜40cm位までが扱いやすい印象です。魚がライズしている時や、水面にベイトフィッシュの姿が見える時、水深が浅いシャローエリアを狙う時などに有効なルアーと感じました。

脱軌道S字で揺らぐ食わせの最強シンペン！

スネコン50Sはうまく使うことで、パターンにハマると非常に強い効果を発揮するルアーです。実際に使ってみて、ワームや他のシンペンはスルーされる状況でも魚の反応が出たりします。

操っている感のある楽しいルアーですので、脱軌道S字で揺らぐ食わせの最強シンペンをぜひタックルボックスへ入れて攻略してみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。