エビのさんぽは、エビの手や足を模したT3S(Turbine shrimp swimming system)という機構を搭載した新しいルアーで、波動や視覚で周囲のシュリンプイーターにアピールして誘うことができます。発売当初から入手困難で、やっと使い込めた『エビのさんぽ』をご紹介します。
エビのさんぽは特許取得済みの新機構を搭載
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エビの手?足?を模したT3S(Turbine shrimp swimming system)が、周囲のシュリンプイーターの視覚に訴え、波動でアピールするので、アングラーがアクションを入れて魚のスイッチを入れなくても、ルアー自身が勝手にアピールして魚を連れてきます。無防備なエビが「す~」っとさんぽしている様をイメージして製作されているソルトライトゲーム用のルアーです。
エビのさんぽのスペック
ウェイトラインナップはノーマル・ディープタイプの2種、カラーは共通の全6種類が用意されています。
エビのさんぽ50(N=ノーマルタイプ)
・サイズ:50mm
・ウエイト:N3.0g
・価格:1,100円(税別)
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エビのさんぽ50(D=ディープタイプ)
・サイズ:50mm
・ウエイト:D3.4g
・価格:1,100円(税別)
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エビのさんぽのカラーラインナップ
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エビのさんぽのカラーラインナップは、ノーマル・ディープ共に全6色展開となっています。
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クリアフラッシュには「メタリックホロプレート」、シュリンプカラーには「クリアホロプレート」が内蔵されていて左右から見るとホロカラー、上下から見るとクリアカラーに見えます。
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出典:ブリーデン
上記を除く、カラーにはクリアプレートが内蔵されています。
エビのさんぽの使い方
まるで犬かきをしながら水中さんぽをしているような『エビのさんぽ』は、投げて巻くだけで様々なターゲットを魅了します。エビの手や足を模したT3S(Turbine shrimp swimming system)は、デットスロー域でもよく回転してアピールしてくれます。
スローに漂わせるイメージでただ巻き
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『エビのさんぽ』の基本的な使い方は、スローなただ巻きです。無防備なエビが「す~」っとさんぽしている様をイメージしながら、任意のレンジをただ巻きすることがポテンシャルを最大に活かすコツです。
フワフワとリフト&フォールさせる
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テンションフォール時もくるくると回転するため、アングラー側が止めている時でも勝手にアピールします。あえてノーマルタイプでフォールスピードを遅くしたり、微妙なスピード調整が可能です。『エビのさんぽ』の浮遊感や波動をリフト&フォールさせることでバイト率が高まります。
フックチューンでボトムや根回りを攻める
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『エビのさんぽ』のフックシステムはトレブル2フック仕様になっています。よりタイトにゴロタや敷石のポイントを攻略するにはフック交換も効果的です。実際に変更して使用しましたが、姿勢やアクションに支障はありませんでした。
ノーマルタイプとディープタイプの使い分け
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上層での横の釣りを中心に展開したい場合はノーマルタイプ、フォールを織り交ぜた縦の釣りをしたい場合はディープタイプがオススメです。フォールを遅くしたい場合は、あえてノーマルタイプを選択する使い方も効果的です。
・ノーマル:上層での”横”の釣り中心
・ディープ:フォールを入れた”縦”の釣り
エビのさんぽを実際に使ってみたインプレ
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エビのさんぽの飛距離
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『エビのさんぽ』の飛距離は重心が前にあるものの、空気抵抗となるリップなどがないのでよく飛ぶ部類になると思います。簡易計測でも30m超を記録します。
ターゲットがスレにくい
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ナチュラルな動きでリアルなエビの胸ビレ遊泳アクションとスローフォールがターゲットをスレにくくさせます。小型で控えめなシルエットで、微波動系のルアーはフィネスアプローチに対応しているプラグになるといえます。
アングラー側に伝わる情報が少ない
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サイズが小さいルアーは、水中での動きや振動が細かいため、手元に伝わる感覚が少なくなりがちです。この『エビのさんぽ』は回転体の機構はあるものの、抵抗感は少なくプラッキングに慣れていないアングラーは難しく感じるかもしれません。特に深場や流れの速い場所では、アングラーに情報が伝わりにくいです。
サビの発生に要注意
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エビの手や足を模したT3S(Turbine shrimp swimming system)は、水抜け穴もあってデットスロー域でもよく回転してくれます。使用回数が多くなるにつれて、毎釣行後に簡易的な水洗いをしても支柱となるピンやヘッド部のウェイト付近に茶色の赤錆が発生してきます。回転はスムーズですが、メンテナンスは必須なルアーになります。
違ったアクションの質で攻略してみよう
新機構「T3S」を搭載したエギ型プラグ『エビのさんぽ50』。回転体を手足とし、さんぽと例える辺りに遊び心を感じるルアーです。
エビのいるスロープ周りやゴロタ、藻場といったシュチュエーションや食いが渋い時などに投入してみてはいかがでしょうか。プラッキングを楽しくするルアーですので、ぜひ使ってみてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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