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【邪道】ベイト混在でも問題なし!細身のシンキングペンシルが放つ威力は最強!エンヴィシリーズの使い方とインプレ

シーバス
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邪道のエンヴィは水面を引き波立てながら、細かなロールとS字蛇行を繰り返し今までにない「水押し」でサーフェスからサブサーフェスまでを守備範囲とするシンキングペンシルです。『95』『105』『125』といった3種類のタイプが販売されており、バチ抜けだけではなくイナッコやサヨリが混在する場合でも威力を発揮するルアーです。今回はランカーシーバスも魅了し、オールシーズン活躍するエンヴィー125をメインに使ったインプレをご紹介します。

エンヴィは様々なパターンに対応する細身のシンキングペンシル

エンヴィは多彩なアクションで様々なパターンに対応するルアーで、リトリーブ速度によってレンジを下げることもできるため、バチやサヨリといったパターンを固定して考えなくとも幅広く対応して使うことができます。向いているのはやはり魚がシャローレンジを意識している時、飛距離を活かして広くシャローを探る時、また、水面に流れや波立ちがあり、通常のV字引き波のルアーではアピールが弱いと感じる時に投入するのがおすすめの最強ルアーです。

エンヴィのラインナップ

出典:邪道

『95』『105』『125』といった3種類のタイプが販売されており、バチ抜けだけではなくイナッコやサヨリが混在する場合でも威力を発揮するルアーです。

エンヴィ95

105に比べ、少しクイックで小刻みな蛇行アクションです。水深0〜20cm弱を目安に使用できます。ウェイトは小さく軽い分、浮き上がりが早いモデルです。105に比べて軽量ではありますが、飛距離に大きな差はなく、キャスト時にストレスを感じる事なく使用して頂けます。

対応フック:オーナー・ガマカツ #10×2個・対応スプリットリング:#1

weight: 9g length:95mm price:¥1,551 (税込)

エンヴィ105

95に比べ、少しナロー気味のアクションです。 水深0〜30cmを目安に使用できます。95に比べ浮き上がりが若干遅く仕上がっているため、「流れのある川などでの流れバチ」、「デッドベイトを模す」には最適なモデルです。

対応フック:オーナー・ガマカツ #8×2個・対応スプリットリング:#2

weight: 11.1g length:105mm price:¥1,661 (税込)

エンヴィ125MAX

Envyの泳ぎをそのままに、デッドスローでの動きにハイピッチタイトロールを追加。「見せる・誘う・喰わせる」の三要素を組み込んだサーフェスゲームのオールラウンダーモデル。レンジ0〜20cmドシャローゲームから明暗をうろつくベイトフィッシュを演出。ストレスのない飛距離もぜひ体感してください。

対応フック:オーナー・ガマカツ #10×3個・対応スプリットリング:#1

weight: 15.7g length:125mm price:¥1,815 (税込)

エンヴィのカラーラインナップ

エンヴィのカラーラインナップは3サイズ共通16色展開になっています。邪道らしいカラーバリエーションでありながら、状況に応じてセレクトできるカラーがそろっています。

エンヴィの有効的な使い方

出典:fimoTV

バチ抜けをメインに混合ベイトパターンであっても釣ることのできるエンヴィは、「レンジ」「スピード」「ルアーの姿勢」「泳ぎ方」の4つを意識してアプローチしてみましょう。『95』『105』『125』3種類のタイプがあるエンヴィの使い方についてご紹介します。

どのサイズも基本的にはアップにアプローチする

出典:photo AC

ハンドルの回転を調整して、ラインが若干緩む程度のテンションをキープします。また、キャスト時にフェザリングをすることによって、ルアーを水面直下から泳がせることが可能になります。

スローなただ巻きで食わせる

出典:photo AC

バチは基本的に水面に上がろうとしているので、斜め方向に上を向いて泳いでいます。なので、テール下がりのスイム姿勢で水面に浮こうとするルアーが理想です。このエンヴィは3サイズ展開されていますが、全てこのテール下がりのスイム姿勢を採用しています。ハンドルの回転を調整して、ラインが若干緩む程度のテンションをキープしつつリトリーブします。

細身でありながら引き波とフォールでもアピールする

エンヴィーの特徴として引き波の質があげられますが、通常のルアーではロールアクションが主体となり、その引き波はV字型に出ることが多いのが特徴です。一方、エンヴィーは頭を振りながら蛇行するので、引き波がウェーブし増幅します。

また、フォールではキレのよいシミーフォールアクションでアピールします。レンジを入れても使えるサーフェスルアーは大きな武器になります。

エンヴィのサイズ別ごとの使い分け

出典:fimoTV

サイズ毎に得意なシュチュエーションがあり、応用も効くルアーです。シーズナブル的な考えや使うシュチュエーションに当てはめながら選択してみましょう。

エンヴィ95の使い方

出典:邪道

エンヴィ95はシリーズ中で最も遅い動きをするモデルなので、思った以上にスローにリトリーブします。春先のベイトが小さい時も有効で、カップが設けられているのでスローリトリーブでもアングラーに操作感を与えてくれます。また、海バチは水面に波紋を出しながらクイックな動きをするので、そういった場合には95を使用します。「止水域や湾奥などでのバチ抜けの時期」に特に力を発揮してくれるモデルです。小さなカタクチイワシが接岸する時期や20cm未満のクイックなサヨリを捕食している時には、95が圧倒的有利に活躍してくれます。

エンヴィ105の使い方

出典:邪道

エンヴィ105はエンヴィシリーズの他のサイズに比べてナローなアクションが特徴です。このナローアクションを利用して、激流の中をクロスにアプローチして、ルアーが上流を向いたままダウンに流すことができます。ダウン方向に流してもエンヴィ105は暴れすぎないので自然な誘いが可能です。この動きは、バチが上を向いて流れて行く様をイミテートしています。また、カタクチイワシのシャロー攻略や、秋終盤の20〜30cmのサヨリを捕食している時には105が圧倒的有利に活躍します。

エンヴィ125MAXの使い方

出典:邪道

エンヴィ125も基本的にアップにキャストします。105と比べて、ロッドに掛かる抵抗が強いので、その抵抗を感じながら105と同じくラインを少し弛ませた状態を維持します。太くて速い流れの河川の場合にはエンヴィ125を使用します。もちろん、125はシリーズの中で飛距離が出やすいモデルなので、ポイントが遠い場合にも非常に有利になります。

エンヴィ125MAXを使ったインプレ

エンヴィ125は、ウォブリング要素が入るアクションなのでダウンサイズモデルよりもサヨリなどのベイトフィッシュパターンに向いています。今回は晩秋時に使ったベイトパターンでのインプレをご紹介します。

抜群の飛距離がある

エンヴィ125MAXの飛距離は、細身のシルエットで比較的ウェイトもあるためストレスなく飛ばすことができます。同クラスのシンキングペンシル並の飛距離を確保しているため、オープンエリアでの使用感がいい印象です。

細身のシンキングペンシルながら引き抵抗がある

出典:photo AC

エンヴィシリーズの特徴である先端のカップは、水を受けて流れの変化をつかむ役割があります。さらにアゴのキールでアクションを調節する構造であることから、しっかり引き抵抗を感じられるルアーです。ナイトゲームではスローなリトリーブになりがちなルアーですが、ベイトパターンではミディアムリトリーブを意識するのがおすすめです。

釣れるアクションを備えている

エンヴィのアクションは、後方下がりの斜め姿勢でロールアクションを主体にしつつ、スピードを上げて行くにつれてややウォブリングが入るスイムアクションです。これは、バチが上を向いて流れて行く様をイミテートしている姿勢であることやウォブリングが入るスイムアクションになるにつれてベイトフィッシュパターンにも対応するアクションになります。様々なパターンで釣れるのもエンヴィの備えているアクションがいいと感じました。

リアフックの向きに注意

エンヴィーのフックの向きは、一般的な方向と逆にセッティングされています。おそらく、スイミング中にフックがテールに干渉しないように収まりのよい向きにしていると思われます。正直なところ、推測でしかありませんがフックを交換する際はフックサイズと同様に元々セッティングされている針の方向にした方がよさそうです。

エンヴィはシャロー攻略用の細身シンキングペンシル

バチルアーと思われがちなフォルムをしていますが、水を動かしてアピールするのもよし、ボイルが出ている状態のベイトパターンにも食わせる力があります。

一年を通して使えるオールマイティーなルアーのエンヴィは、バチ抜け時期のローテーションの主要メンバーとして、またトウゴロウやサヨリなどフィッシュベイト系時期でのシャロー攻略用として、持っていて決して損はないルアーです。

お持ちでなければぜひ手に取って使ってみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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