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【POPSEACREW】自重を増しただけではない!考えられたバンク82ヘビーをインプレ

シーバス
〔景品表示法に基づく表記〕本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。

リップ付きシンキングペンシルであるバンク82Sのヘビーウェイトモデルは、より遠くの魚を狙えるように射程距離を伸ばし狙える範囲を最大化しています。飛距離が出るほどラインが風の影響を受けやすく流されがちなシンキングペンシルのデメリットをショートリップがあることで解消。着水直後から水を捉えアクションとレンジをキープし釣果へと繋げます。バンクシリーズ共通のコンセプトを持たせながら、新たな一手として登場したバンク82Sヘビーをご紹介します。

より遠くへ届かせることが可能になった

ポップシークルー1stリリースのモデルとなったBANQ82Sと同じボディ形状で+8gのウエイト増加により、プラスαのコンセプトを持ったルアーが完成しました。ノーマルモデルとの違いについてみていきましょう。

ノーマルモデルとのウェイト設計の違い

出典:popseacrew

82Sと同じアウトライン、シェルを持ちながら内部構造をヘビーウエイトモデル専用として新たに設計し直して固定重心となったヘビーモデル。低重心化とベストなウエイト配置を求めたことで最大飛距離80mオーバーを確保し、釣れるアクションが出せるスピード域を出来る限り広くとることに成功した。

さらにウエイト増による極端に潜航深度が深くなる状態を避けるため、重心とアクション支点をわずかにずらすことで解消し、バランスの取れた設計に。

遠くの潮が効いたラインでも着水直後からショートリップがしっかりと水を掴むことで横風による水面滑走状態を防ぎアクションとレンジをキープするだけでなく、トレースコースを思い描く通りに流すことが可能になっています。

ノーマルモデルとのレンジの違い

出典:photo AC

バンク82Sヘビーのレンジは、メーカー表記で50〜100cm。バンク82Sの10~60cmに対して約倍ほど深い設定となり、ウエイト増分と飛距離が上がったことによる深さである。

ただし、ウエイトバランスを徹底して追及したことで飛距離とアクションもキープし、レンジが深くなりすぎないような設定にしている。

表記はレンジキープできるスピードで引いてきた場合の参考値で、ロッドを上げてリトリーブスピードを上げれば表記よりも上を通すこができ、ロッドを下げてリトリーブスピードを下げれば表記よりも下を通すことができる。

ノーマルモデルとのアクションの違い


出典:popseacrew

アクションはバンク82Sに比べ、ウエイト増に相当してアクションピッチがやや速めの設定となっています。飛距離を出せるのであればより流れの効いた川の流芯付近まで届かせることができる。それを踏まえ、より速い流れに対応したアクションに仕上げた大野プロ。

そういった意味でも自重があり、やや速めのピッチのアクションが丁度よく、流しやすいシンキングペンシルになる。重心位置を前後で見た時にバンク82Sよりも若干後ろへズラしているため、アクションの支点となる位置がやや頭よりに設定。テール側を振るようなアクションの質になっている。

ヘビーモデルのスピード感

出典:photo AC

レンジキープできるスピードで引いてきた場合、流れのない場所で引いてきた時に約2秒でリールのハンドル一回転くらいのスピード感を意識。そこを基準に流れのある場所であれば投げる方向と流れのスピードを加味してリトリーブスピードを調整して使用するのがベスト。

バンク82Sヘビーは重心バランスを吟味したことにより有効なスピード域の幅を広く取っている。基準より遅く引いてきたときはピッチが速くなり、基準より速く引いてきた時はピッチが遅くなる。

フォールスピードにももちろん違いがあり、ノーマルに比べて沈下速度は早いがシミーフォールがより明確なアクションとなっています。

バンク82Sヘビーのスペック

モデル全長重量フックリングタイプアクションレンジ定価
バンク82ヘビー82㎜22g#6#3シンキングテールスイング50~100㎝1,800円(税込1,980円)

バンク82Sヘビーのカラーラインナップ

出典:POPSEACREW

大野ゆうき氏の代名詞とも言えるカラー「ハッピーレモン」や「コーラルピンク」を筆頭に使い勝手もよく実績の高い人気カラーに新色が追加されたラインナップとなっています。

場所、時期、状況により対応できるカラーは、デイ&ナイトゲームでの釣りにも対応できるようナチュラル系のカラーも抜かりなくラインナップしてあります。

バンク82Sヘビーの使い方

出典:POP SEA CREW

ノーマルモデルよりも遠く、深く、探れるようになったヘビーモデル。ここではヘビーモデルを活かす使い方についてみていきましょう。

ただ巻き

ノーマルに比べ、バンク82Sヘビーで出来ないことは速巻きです。バンク82Sは速巻きでミノーのような細かいピッチのアクションが出るよう設定していますが、ヘビーモデルは飛距離、レンジ、アクションに重きを振っているため速巻きが安定して出来るようバランスを取るのが難しようです。

しかし、低重心になっているため短い時間の速巻きは可能で、ただ巻きの中に速巻きを織り交ぜたりしてストップ&ゴーを入れたりしながら効果的に使用してみましょう。

ただ巻きだけでもアクションピッチが早くなったことにより、ノーマルよりも手元へ伝わる情報がより明確で操作性がいいです。

リフト&フォール

バンク82Sヘビーはフリーフォール時に小刻みに揺れながらヒラヒラとアクションしながら落ちていくシミーフォールが有効的です。

ノーマルよりも重さがあるため、フォール時のアクションが綺麗に明確に出ています。これを利用して水深のあるエリアでの幅広いレンジをサーチし、フォールで食わせるというテクニックも効果的な使い方です。

ボトムタッチしながらのジャークと連続トゥイッチ

遠浅なポイントでボトムタッチするような場合は、ボトムタッチした瞬間にロッドを上に煽ってジャークしてフォールさせた時に食わせる方法が有効的な使い方です。

またデイゲームで浮いた遠い魚を獲る時に、着水直後から連続したトゥイッチを入れながら引いてくることで表層でヒラを打ちながら逃げ惑うベイトを演出して食わせることもできます。

バンク82Sヘビーを実際に使ってみたインプレ

実際にバンク82Sヘビーを使用して体感したインプレは、ただ自重が増しただけではない他にはない絶妙なバランスで完成されたルアーであるということです。スイム姿勢も水平姿勢で綺麗にアクションしてくれます。より遠く深く探れるパフォーマンスが釣果へと繋げてくれます。

バンク82Sヘビーの抜群な飛距離

出典:photo AC

バンク82Sヘビーは最大飛距離82mに迫る飛距離で(メーカー測定値)遠くへ飛ばすことができます。圧倒的なキャストフィールと飛距離は大きな武器になってくれます。

私自身の簡易的な飛距離計測でも70m半ばをコンスタントに記録します。風などの影響にも強いので申し分がないシンキングペンシルです。

タフコンディションに強くレンジ幅の広いルアー

横風を受けるようなコンディションの悪い日には、PEラインが風の影響を受けやすいと思います。体積が小さく水との接地面積が小さいバンク82Sヘビーにとって不利な条件でもショートリップがカバーし、最大の恩恵を受けることができます。

着水直後からショートリップがしっかりと水を掴んで安定したトレースコースと、アクション、レンジをキープします。自重アップとアクションの違いにより、明確に操作感がアップしています。

レンジを刻むことにも長けているので確実にバイトチャンスを生んでくれそうです。

対応フィールドがより広くなった

ノーマルモデルは運河や港湾部、河川、干潟がベストですが、ヘビーモデルに関しては広大なサーフエリアや磯での使用も視野に入り効果的に使えます。

今まで届けられなかった沖のしもりやストラクチャーも打てることや、ルアーが遠くにある時の操作感のよさはアングラーにとって必須なルアーとなってくれます。

流れのあるところへしっかり届けて3D攻略してみよう

ウェイト増により、より遠くへより深い場所へ届けられるようになったバンク82Sヘビー。できることは多く、遠くの流れの中や水深あるエリアでの奥行きをイメージした釣りがしやすいルアーです。

数多くある同クラスルアーの中でも、トップクラスの飛距離や操作性が釣果をもたらしてくれますので使って体感してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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