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【pickup】追加モデルにも注目!スレた居着きシーバスも攻略できるワスプスラローム80Sの使い方とインプレ

シーバス
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プロアングラーである小沼正弥氏のオリジナルブランド「PICK UP(ピックアップ)」から発売されているワスプスラローム80Sは、不規則なS字スラロームアクションが武器のシンキングペンシルです。潮が緩く通常ルアーでは釣りづらい状況などタフコンディション下でもワスプスラロームは強いルアーです。ボーン素材からABS樹脂へ変更になり新しいカラーやサイズラインナップも増えています。今回は釣れるワスプスラロームの種類の違いや使い方と新ABS樹脂モデルを使ったインプレをご紹介します。

オヌマンイズム炸裂のスレたシーバスも釣れる最強ルアー

数々の大ヒットルアーを監修しているプロアングラー小沼正弥氏が、ルアー制作をする際に絶大な信頼を寄せるのが外注先であるヒフミクリエイティングの米澤氏です。「固定重心のルアーを作らせたら世界一」と小沼氏も信頼しています。生み出されたワスプスラロームにもしっかりと反映され、その一つが不規則なルアーアクションです。誰が使っても扱え、スレたシーバスが多い激戦区においても威力を発揮して釣果を得ることができる最強ルアーです。

ワスプスラロームのラインナップ

出典:オヌマンのシーバス大学

ワスプスラロームのラインナップは現行で50S・新作の68S・80Sの3種類のほか、ボーン素材ルアーとABS樹脂ルアーの2種類があります。ABS樹脂を採用したことで、今までなかったクリアカラーが追加になりました。開発段階の105や120サイズのモデルもあり、今後もピックアップから目が離せません。ここでは現行モデルについてご紹介します。

ワスプスラローム50S(ボーン素材)

ワスプスラローム50Sは、小さいベイトに偏食したシーバスやスレた居着きシーバスをナチュラルな誘いで深いバイトを出すことができます。50ミリ設定のワスプスラロームは、リトリーブスピードの変化を織り交ぜるとS字のスライド幅が変わるため難攻不落のマイクロベイトパターンやトリックバチにも効果的です。

Length50mm
Weight6g
Range10〜70㎝
Typeスローシンキング
Hook#12
Ring#2

ワスプスラローム50S(ABS樹脂)

ワスプスラローム50Sは不規則なS字アクションと喰わせの間を生むダート性能を両立しています。不規則なS字アクションは、どんな状況下でも幅広く対応してくれる滑らかさと存在感で、小粒でありながら遠くのシーバスにも広くアピールする集魚力を持っています。

また、80に比べて振り幅の狭いクイックなアクションが得意でトゥイッチへの追従性も優れています。

Length50mm
Weight6g
Range10〜70㎝
Typeスローシンキング
Hook#12
Ring#2

ワスプスラローム68S

2023秋「ワスプスラローム68S」の発売が決定しています。50Sでは気付いてもらえないけど、80Sでは食わせきれない魚に絶妙なサイズ感が魅力です。アクションは80Sよりに開発をされて、ABS素材とボーン素材のモデルが発売予定。ABSモデルはクリアカラーが登場します。

Length68mm
Weight11g
Range10〜40㎝
Typeスローシンキング
Hook#12
Ring#2

ワスプスラローム80S(ボーン素材)

メジャーポイントやスレた居着きシーバスをナチュラルな誘いで深いバイトへ導きます。80Sモデルも不規則なS字アクションと喰わせの間を生むダート性能の両立するシンキングペンシルです。 デッドスローリトリーブでのタイトローリングしながらのI字アクションやスローからファーストリトリーブでの昼夜問わず使えるS字アクションを実現しています。

Length80mm
Weight17g
Range30〜80㎝
Typeスローシンキング
Hook#8
Ring#3

ワスプスラローム80S(ABS樹脂)

今まで素材的にできなかったクリアカラーを可能にしているABS樹脂モデル。クリアカラーはルアーカラーの中で最もナチュラルと言われたり、最もアピール系と言われたり、不思議な力を持った他にはないカラーです。素材の違いで動きも少し変わり、ボーン素材に比べてフォールが少し早くなります。

Length80mm
Weight16.5g
Range30〜80㎝
Typeスローシンキング
Hook#8
Ring#3

ボーン素材ルアーとABS樹脂ルアーの違い

出典:deps

どちらも樹脂素材ではありますが、一般的にボーン素材は透明ABS樹脂に比べて、『比重が軽い』・『固く高強度』という特徴があります。同じ金型でボーン素材のルアーを作った場合には軽くなるので浮力が強くなります。 また硬度が高いのでラトルを入れた時に音の反響が高めになります。ボーン素材自体は昔からルアーに使用されており、特にバスルアーではノーマルとボーンを別モデルとして販売しているルアーもよく見かけます。

ワスプスラロームのカラーラインナップ

出典:釣具の上州屋

ワスプスラロームのカラーは基本5色ずつサイズにより設定されており、オリジナルカラーも多数販売されています。ベリーの色にこだわりを見せる小沼氏のカラーリング設定で、明暗に強い銀粉カラーもラインナップされています。

出典:フィッシング遊

ABS樹脂を採用したことにより、クリアカラー設定が可能になりました。対応できる幅が広がり、さらに魅力的なカラー追加されたことで使いわけしやすくなっています。

ワスプスラローム80Sの有効的な使い方

基本はただ巻きだけで製品テストをしてくる小沼氏らしい設定で、ワスプスラロームもただ巻き性能は最高峰なルアーです。使い方に難しいことはなく、誰でも扱えるのも魅力なルアーです。

スピード域を意識したただ巻きでOK

基本的な使い方はやはりただ巻きで、デッドスローリトリーブでのタイトローリングしながらのI字アクションやスローからファーストリトリーブでの昼夜問わず使えるS字アクションを実現しています。巻き速度が一定になるように巻いてくるだけで流れの変化だけではなく、不規則なふらつきや脱軌道のアクションが入るので状況に応じたスピード感を意識した使い方がおすすめです。

ファット寄りのボディを活かしたドリフト

出典:photo AC

ワスプスラロームの使い方はただ巻きだけではなく、当然ドリフトでも釣れるルアーです。小沼氏は『ドリフトの上手いアングラーは釣れないルアーでもうまくドリフトで釣る』とおっしゃっていましたが、ドリフトに慣れていないアングラーが使って釣れないドリフトルアーはただ巻きしたら釣れにくいと感じているようです。

それはシーバスの前へルアーを的確に流し込めるかどうかになりますが、ワスプスラロームはただ巻きで釣れるシンペンな訳です。すなわちただ巻き+ドリフトで経験の浅いアングラーであってもシーバスを惹きつけられる要素がワスプスラロームにはあるのです。

ややファットの形状のワスプスラロームは、流れを側面に当てやすいルアーでもあるためドリフトでの使い方も有効的であるといえます。

不規則なアクションを活かしたストップ&ゴー

フラットサイド系のボディを持ったワスプスラロームのS字アクションと喰わせの間を生むダート性能は、ストップ&ゴーのような使い方も有効です。リアクションで誘ったり、おとなしくしてみたりすることでシーバスのスイッチを入れることができます。扱えるスピード域の広さを武器に、昼夜問わずに取り入れてみましょう。

ワスプスラローム80SのABS樹脂モデルをインプレ

ワスプスラローム80Sは、綺麗なスラロームアクションやボーン素材よりも若干早いシミーフォールをしてくれます。広範囲を早く探れてただ巻きだけで釣れる最強ルアーです。一定速で巻いていると流れの変化で勝手にS字幅を変えて不規則にアクションするため、スレたシーバスも釣ることができます。

抜群な飛距離と飛行姿勢

ワスプスラローム80Sは重量がそこそこあるためよく飛びます。飛行姿勢も崩すことなく投げていて気持ちいいです。飛距離は60m超えをコンスタントに飛ばすことができます。意外なのは、ややファットなボディでありながら風の影響をあまり感じないことです。ストレスのない抜群の飛距離は、アングラーの大きな見方になってくれます。

橋脚明暗でのドリフトもしやすい

出典:photo AC

ナイトゲームの釣りでは、基本的に巻き速度はスローですが、1秒間1回、もしくはもっと遅く巻いても、しっかり不規則なS字スラロームアクションをしてくれます。そのため、糸ふけを取って、川の流れに合わせて流すだけ問題ありません。ワスプスラローム80sは、ルアーがターンした時に姿勢崩れます。このアクションと「食わせの間」が、普通のシンペンでは反応してくれないスレた居付きシーバスなどに有効だと考えています。

昼夜問わないスピード域の広さ

出典:photo AC

ワスプスラロームのスピード域の広さにも注目です。デッドスローリトリーブでのタイトローリングしながらのI字アクションやスローからファーストリトリーブでの昼夜問わず使えるS字アクションもこなしてしまうルアーバランスは抜群です。タックルボックスの戦力にみなさんも入れて欲しいルアーです。

もう少し大きいフックを採用してほしい

デフォルトでがまかつの#8フックが装備されているものの、サイズが大きめのシーバスが掛かった時の不安があります。最低でも#6クラスを採用してほしかった思いはあります。しかし、釣るための設定ですのでやり取りの中でうまくすればある程度は気にする必要ありません。

また、エビるといった現象は起こったことがありませんでしたがレベューなどでは少数の意見が見られました。着水直前のサミンングを入れるといった対策をしてみましょう。

ワスプスラロームは食わせ能力最強の頼りたくなるルアー

スレた居着きシーバスでもナチュラルな誘いで深いバイトを出すことができるワスプスラロームは、シーバス専用ロッドのティップの柔らかいMLクラスにベストマッチしており、誰でも扱いやすいルアーです。スローからファーストリトリーブでの昼夜問わず使える不規則なS字アクションで多くのバイトチャンスを得てみましょう。まだ使ったことがない方はぜひ試してみてください。知らないなんて損なルアーです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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