釣りを初心者の方や初めてPEラインを扱う方はPEとショックリーダーの結束が苦手という人も多いのではないでしょうか。簡単で釣り場ですぐ実践出来るノットがあります。釣果へ繋がるチャンスを逃さないために覚えてみましょう。
10秒ノットとは
釣りで使うラインは、ライン同士やフック、スイベル・スナップと結んだりします。接続するには適切な結びが必要になります。 その結び方をノットと呼びます。基本となるノットを習得して楽しく釣りをしましょう!
「10秒ノット」は、色んな結束方法がある中で、単純で簡単な結束方法です。初心者が嫌がる複雑な結束方法ではなく、すぐに覚えられ明日からの釣りにもすぐ使える結束方法なので、PEライン初心者の入り口として最もおすすめできる最強の結束方法です。
PEラインの結束は編み込むことが多く、時間がかかってしまう方法がほとんどです。一方「10秒ノット」は、編み込みが少なく慣れてしまえば10秒で結ぶことができるくらい早く結べる結束方法です。
メリットとデメリット
簡単で早い10秒ノットのメリットは大きく3つあります。
- 他の(FG \SC等)ノットより簡単
- 早く結べる
- 結ぶコブが小さい
10秒ノットに適している釣りは、PEライン0.2~2号程度で釣り上げることのできる魚を狙う場合がおすすめです。例えば、漁港で狙えるメバルやソイ、50センチ程度のシーバスくらいまでなら十分対応できます。
早くて簡単な結び方「10秒ノット」ですが、強度には注意が必要な場合もあります。
高強度の人気ノットに比べ対応範囲が狭いことがデメリットになります。
10秒ノットの手順
ここからはホワイト(ショックリーダー)とネイビー(PEライン)で解説していきます。
まず、ショックリーダーを15センチ程折り返し二重にします。
折り返したら輪の中にPE本線を一度潜らせ、二重のショックリーダーとPEラインを持ちます。
二重にしたショックリーダーへPEラインを10〜15回巻き付けます。
巻き付けていく時は重ならないように隙間を埋めるように巻き付けます。
このような状態に巻き付けたら画像左手に持っていたPEラインの端っこをリーダーの輪の中へ潜らせます。
潜らせたらショックリーダーの2本、PEラインの2本を持つことになります。
軽く締め込んだらコブを湿らせリーダー本線とPE本線を持ち本締めをします。湿らせることで固くしっかりと締め込むことが出来ます。
ここからはハーフヒッチや焼きコブを作りより強固にします。半端な部分はカットして行きます。
上記画像がハーフヒッチになります。あとは焼きコブを作り完成です。
最後に
「10秒ノット」の結び方はいかがでしたか?少し難しいと感じる方もいるかもしれませんが、1度やってみるだけで簡単にコツがつかめる結び方ですので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
最初は練習あるのみです。すっぽ抜けたりせずに綺麗なコブが出来るまで何回も練習しましょう!手順を覚えれば釣り場ですぐに結束しチャンスをものに出来る確率が上がります。
PEラインを使えるようになれば、狙える魚種も大きく拡がりますので、入門編として10秒ノットを覚えてPEラインで遊んでみましょう。
釣り場でのラインゴミは必ず回収し、キレイな釣り場を保ちましょう!
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