K-太シリーズの代名詞でもあるアクションを止めた瞬間の「食わせの間」を継承したK-太38サスペンド。「巻いて・止めて・アクションをみせる」というK-太シリーズの基本操作は、メバル・カサゴといった根魚をはじめ、小型回遊魚にも効果的です。今回は、K-太38サスペンドのインプレをご紹介します。
巻きから「ピタッ」と止めて魅せるK-太38サスペンド
2019年3月に発売されたK-太 58 SUSPENDに続き、誕生した38mmモデルは、imaプロスタッフの濱本国彦氏が監修したルアーです。
このサイズでもオリジナルのK太の動きを継承し、立ち上がりが早いルアーです。トゥイッチアクションにも対応の固定ウエイトで、「食わせの間」を自在に演出できるサスペンドセッティングになっています。
K-太38サスペンドのスペック
- [全長]38mm
- [重量]2.7g
- [タイプ]海水:サスペンド
- [レンジ]20 〜 50cm
- [アクション]ウォブンロール
- [フック]#14
- [リング]#1
K-太38サスペンドのカラーラインナップ
K-太38サスペンドのカラーラインナップは、全12色展開となっています。常夜灯下の光量の強弱や潮色に応じてセレクトできるカラーがそろっています。
K-太38サスペンドの使い方
ライトSWゲームはスローリトリーブが基本ですが、止めても釣れるのを教えてくれたのがこの小さなK太でした。『投げて・巻いて・止めて・アクション見せる』という基本動作を繰り返していただければ良いと思います。係留している船の横でチョンチョンしてると船の下からメバルが飛びだしてきます。常夜灯がある明るい場所でも反応で食わせているので見切られにくいと思います。
ただ巻き
水を掴みやすく使いやすいリップ形状は、かなりのスローリトリーブでも動いてアクションします。プリプリと泳ぐはっきりとした抵抗があり、ただ巻きのみだけでもアピール力抜群で初心者の方でも扱いやすいルアーです。
ストップ&ゴー
ラインテンションを掛けての誘いは、バイトを弾いてしまう場面があったり、ショートバイトになることがあります。そこでストップを入れることにより、ラインテンションが緩み、メバルが口を使った時に違和感を与えず深いバイトに持ち込むことができます。
トゥイッチ
K-太38サスペンドは、固定重心のルアーなのでトゥイッチなどのロッドワークにも対応しています。なかなか口を使ってくれない場面などで、丸みを帯びたボディの平打ちアクションがメバルのバイトを誘発します。
メバルがエビや小魚などを捕食しているときは、トゥイッチさせることでベイトが逃げ惑う姿を演出でき、リアクションバイトを得られることもあります。
K-太38サスペンドを実際に使ってみたインプレ
デッドスローのただ巻き、ただ巻きからの一瞬ストップ、連続トゥイッチからのロングポーズ。まさに芸達者で使うのが楽しいシャッドルアーです。ここでは実際に使ってみたインプレをご紹介します。
K-太38サスペンド飛距離
リップが付いているプラグにしては飛距離が安定しているものの、固定重心のルアーなのでぶっ飛ぶ印象はありません。クラス平均飛距離のイメージですが、係留している船の横や常夜灯がある明るい場所でも十分攻略が可能です。近距離戦になりやすい展開が多いボートからのアプローチでも活躍してくれます。
わかりやすい引き抵抗
水を掴みやすく使いやすいリップ形状は誰でも扱いやすいルアーです。適度な抵抗感で水中の変化も捉えやすく、ライトゲームにありがちな『ルアーのポジションがわからなくなる』というデメリットを解消しています。
また、足場の高いポイントや、風が強い日などラフコンディションの日も、リップが水を噛んでくれるのでとても巻きやすく使用感がいいです。
止めた次の動作がしやすい
K-太は38サスペンドは、シンキングよりのサスペンド設定になっています。小粒で浮力が強く、風や波の影響を受けやすいのでサスペンドを維持するセッティングになっています。
ステイさせている時にバイトを出せるのが強みでもありますが、しっかりとメリハリをつけて次の動作へ移れるのはK-太38サスペンドにしかできない部分です。
誰でも扱いやすく攻めて釣れるルアー
K-太38サスペンドをご紹介してきました。
- 立ち上がりが早く、トゥイッチアクションにも対応の固定ウエイト。
- 「食わせの間」を自在に演出できるサスペンドセッティング!
- 水を掴みやすく使いやすいリップ形状。
誰でも扱いやすく、芸達者で使うのが楽しいシャッドルアーです。食わせるまでのアプローチを楽しめるルアーですので、ぜひ使ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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