高浮力ワイドボディがもたらすトルクフルな水押しで抜群のアピール力を誇るフラットサイドリップレスミノーが登場!広範囲から魚を呼ぶパワーを持ちながら、違和感なくバイトに持ち込むコンパクトな95ミリサイズに設定され、優れたレンジコントロール性能と高いアクションレスポンスであらゆる攻め方に対応しています。7mmタングステンボール搭載で抜群の飛距離とキャストフィールを実現したバルク95Fをご紹介します。
バルク95Fの特徴
このバルク95F。ビーチウォーカーブランドのリンバー115Sと似たシルエットをしているので、混同しがちですが、結論としては全くの別物のルアーです。リンバー115Sはそこそこ重ためのシンキング、バルク95Fはかなり浮力が強いハイフロート設計となっています。
アクションはローリング。ジャンルとしては、リップレスミノーです。ボディに厚みを増したことで浮力も向上し、それにより力強い水押しを実現しています。テールを振るようなスイミングに加え、ロールアクションのピッチも比較的細かく設定されているためデイゲームでも活躍する動きとなります。
独自のアクションと浮力
95mmのリップレスミノーとは思えない体高は、ルアー内部の空気室の容積を広く取ることができ、かなり高浮力なルアーとなっています。浮力が十分にとれていれば、流れに対して機敏なアクションを出すことも、ウエイトを積み増して飛距離を出すことも可能になってきます。
大口径のタングステンボール重心移動
十分に確保された浮力を活用し、大口径のタングステンボールを搭載しています。ルアーの最後尾まで長く取られた重心移動レールを大口径のタングステンボールが移動することにより、90mm台のリップレスミノーとしては想像以上の飛距離です。
バルク95Fのスペック
全国において怒涛の釣果実績を出しています。DUOリモートシーバスバトルでの優勝魚97cmのシーバスもバルク95でキャッチされました。東北から九州までとエリア問わず、エントリー魚の約4割がバルク95Fでの釣果と驚きの大注目ルアーです。
さらに2024年11月にサイズアップ版のバルク125F・25gが発売予定。こちらも楽しみなサイズのバルクです。
Model | Length | Weight | Type | Range | Hook | Ring | Price |
---|---|---|---|---|---|---|---|
BULK 95F | 95mm | 14g | フローティング | 0~0.5m | #5 | #3.5 | ¥2,200 |
バルク95Fのカラーラインナップ
カラーラインナップは9色展開しており、バランスのよいカラーラインナップとなっているようです。ロッドワークでのアクションやフラットサイドボディの明滅は、ターゲットからのリアクションも取りやすく、フラッシング効果が高いのでどのカラーもおすすめです。
バルク95Fの使い方
シーバスの釣りにおいて、流れの有無による攻め方はかなり異なってくると感じています。しかし、バルク95Fは流れがあってもなくても、どちらにも高いレベルで対応できるルアーです。浮力のバランスと、背中で水を受けることで水を動かし浅い水深でも引くことができます。
スローなただ巻きでOK!リーリングジャークも秀悦
表層一枚下のレンジ引けるルアーはシーバスフィッシングには欠かせないゾーンであり、ハイフロート設計のレンジキープ力は確かなものです。バルク95Fはデイ&ナイトゲーム共に圧巻の釣果を引き出してくれます。
デイゲームではたくさんの光量を活かしてフラッシングさせるミドルリトリーブ、ナイトゲームはデットスロー〜スローのただ巻きがおすすめの使い方です。フラットサイドボディに大胆なフラフラスイングアクションのアピールがシーバスに効果的です。
それに加えてリーリングによるジャーキングもおすすめな使い方です。リトリーブスピードの変化を受けて、微妙なフラツキを生み出して魚を誘っていきます。
軽いトゥイッチで平打ちアクション
反射的に誘いだせるトゥイッチアクションは、ロッド先端の軽い入力で鋭く平打ちアクションをみせてくれます。高浮力ワイドボディがもたらすトルクフルな水押しで抜群のアピール力を誇るフラットサイドボディは、パニックになったベイトを演出しやすく、ターゲットに追わせるアピール力があります。表層でベイトが追われている時や、他のアクションでは反応しない時に有効な使い方です。
浮力感とフラットサイドボディを活かすドリフト
ナイトゲームではバルクの特徴である高浮力を活かしたシャローレンジのドリフト攻略により、ベイトが動くタイミングにバルク95Fを流し込んでシーバスを反応させる使い方が有効です。
通常ミノーはラインスラックを最大限有効利用しながらのドリフト、シンペンはラインスラックを最小限に抑えながらもラインは張り切らないようにしながらのドリフト。ミノーのドリフトの場合はラインが先行で、シンペンの場合はルアーが先行するとも言えますが、バルク95Fではどちらも有効的な使い方です。
バルク95Fのインプレッション
バルク95Fは、ボリューム感があるボディをしています。キャスト時の抵抗が柔らかめなロッドよりも、やや硬いめくらいのロッドで振りぬいていただくと、抜群の飛距離を体感できます。違和感なくバイトに持ち込むコンパクトな95㎜サイズに、優れたレンジコントロール性能と高いアクションレスポンスであらゆる攻め方に対応しているルアーです。
バルク95Fの飛距離
バルク95Fは磁着式の重心移動システムを採用しており、ボディ内部には7mmのタングステンボールを搭載しています。ボディ内部のウエイトが移動するレールを長く設けたことにより、重心移動時の推進力とインパクトも強烈で、矢のように飛ばすことができます。
実際、「想像以上によく飛ぶ!」簡易計測では60m付近をコンスタントに記録します。
バルク95Fの重心移動ミスをなくすテクニック
飛距離に振りきった重心移動のバランスらしく、着水後にウエイトボールを前に戻す作業が必要になる場合がありました。ロッドティップでチョンと煽ればウエイトボールは戻るんですが、戻らず水面から飛び出してしまうことがありました。
キャスト直後、ラインがまだ空中にある状態でチョンと煽ると、ウエイトが戻らない場合もあります。そんな時は、より確実に使うために実践するコツがティップを水面に近づける・ラインをできるだけ水につけてウェイトを戻すことです。
立つフィールドや状況にもよりますが、気になる方は実践しましょう。
他にはないアピール力で口を使わせる
バルク95Fのアクションはというと、「力強い水押し」というキャッチフレーズに納得のスイミングアクションを見せてくれます。
浮力も高く、水押しとのバランスも相まって、50cmにも満たない水深でもしっかりレンジを刻んで泳ぐことができます。レンジコントロールというと、なかなか技術がいるのですが「バルク95F」であれば、ただ巻くだけでしっかり一定層を引くことが可能です。
巻いた感覚もしっかり水押しが伝わってくるので、ナイトゲームなどでもしっかりレンジをコントロールできると感じました。まさに使い手を選ばない万能で食わす能力の高いルアーといえます。
バルク95Fは他にない水押しのよさを活かせるルアー
飛んで上を引けるミノーたちは各社から色々発売されていますが、その中におけるバルク95Fの強みは「水押しの強さ」。誰が使ってもバルク95Fの威力を感じると思います。
・めちゃくちゃ飛ぶ
・かなりの表層を引ける
・アクションレスポンスが良い
・水押しが強い
サイドフラットボディのアピール力等、様々なメリットを手に入れたのがこのバルク95Fというルアーです。ぜひ、取り入れて欲しいルアーの一つです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント