ジャンプライズから100m飛ぶ新兵器として、スプーン形状のハイブリッドジグミノーが登場しました。スモールベイトの偏食&低活性の状況を、メタルジグとは比較にならないレベルの食わせ能力と、驚きの飛距離で攻略できるルアーです。金型成型の貫通ワイヤー設計で強度も抜群なのでシーバスやヒラメ、マグロまで完全対応となっています。今回は、釣れるぶっ飛びスプーンの使い方とインプレをご紹介します。
ぶっ飛びスプーンはハイブリットジグミノー
ぶっ飛びスプーンは、ややファット形状の100m飛ぶスプーン形状ですがスプーンではありません。正体はハイブリッドジグミノーという位置付けになっているルアーです。メタルジグを超える食わせの能力とスプーン形状ながら抜群の飛距離を実現しています。
ぶっ飛びスプーンは金型成型の貫通ワイヤー設計で、強度も抜群なので様々な魚種を狙えることができます。フラットフィッシュから青物まで対象フィールドも広く、サーフ・磯・堤防からオフショアではほとんどの魚を狙うことができます。背負うフックのカスタマイズ性も高いので、サーフ上級者にも人気です。
ぶっ飛びスプーンのスペック
ぶっ飛びスプーンは30g・38gの展開となっているルアーです。よりサイズ展開されたことで状況に合わせて使うことができるのでユーザーとしては嬉しいですね。
ぶっ飛びスプーンはデフォルトでフックはありません。好みのフックセッティングを自分でカスタマイズできます。
ぶっ飛びスプーン30g
ポチップ
スモールベイトの偏食&低活性の状況を一撃で打破出来る外洋フィールドの新兵器‼メタルジグとは比較にならないレベルの食わせの能力と驚きの飛距離を実現したモデル。金型成型の貫通ワイヤー設計で強度も抜群でシーバスからマグロまで完全対応しています。
| 【SPEC】ぶっ飛びスプーン | |
| 全 長 | 53mm（アイ除く） |
| 重 量 | 30g |
| タイプ | シンキング |
| アクション | ハイピッチワイドスイング |
| レンジ | 0〜10m（スキッピング対応可） |
| 推奨トレブル | #3〜#6（狙う魚種に合わせて変更して下さい） |
| 推奨シングル | ジャンプライズシングルフック各種対応 MH・MMHキハダマグロ・青物仕様：ショアブループラグ：2/0・3/0 |
| 推奨リング | #3〜#4 |
| 価 格 | 1,140円 |
ぶっ飛びスプーン38g
ポチップ
外洋フィールドの新たな攻略を実現したぶっ飛びスプーン。
38gモデルは30gよりもタフコンディションに対応し、飛距離も約10mアップ。
サーフからのヒラメに青物、ロックショアゲーム全般、オフショアのナブラ撃ちまで死角なし！！
対象フィールド：サーフ・磯・堤防からオフショアまで
対象魚：シーバス・ヒラスズキ・ヒラメ・マゴチ・青物・カツオ・キハダマグロ等
| 【SPEC】ぶっ飛びスプーン | |
| タイプ | シンキング |
| アクション | ハイピッチワイドスイング |
| レンジ | 0〜10m（スキッピング対応可） |
| 推奨トレブル | #3〜#6（狙う魚種に合わせて変更して下さい） |
| 推奨シングル | ジャンプライズシングルフック各種対応 MH・MMHキハダマグロ・青物仕様：ショアブループラグ：2/0・3/0 |
| 推奨リング | JUMPRIZEゴリラリング#3〜#4 |
| 38g（56mm）アイのぞく | 1,190円（税込1,309円） |
ぶっ飛びスプーン30gと38gの使い分け
ぶっ飛びスプーン30gと38gの使い分けですが、ロックショアヒラスズキもサーフヒラメや青物も考え方は本当に単純です。
あと10m飛距離が欲しい時や時化日で安定感がもう少し欲しい場面、フィールドの水深が少し深い場合などの時には30gではなく38gを使用します。30gと全く同じ感覚で使用可能で飛距離はアップし、キャストフィーリングも巻き抵抗もスイムアクションもほぼ変わらず食わせ能力抜群です。
フィールドコンディションで使う重量を選択してみましょう。
ぶっ飛びスプーンのフックセティング
ぶっ飛びスプーンのいいところはカスタムが非常にしやすく、フックセッティングの幅が広くて対象魚や状況に応じて選択することができるところです。
他のルアーよりぶっ飛びスプーンが優れている点は、フックの大きさでアクションが破綻しないところやフックセッティングでの飛距離ロスも少ない点が魅力です。
30gのぶっ飛びスプーンで対応できる魚やフィールドが広いのも納得できます。
フックセッティングの事例①
フックセッティングの事例②
フックセッティングの事例③
上記の参考事例をもとに、自作のアシストフックやお気に入りのフックメーカーでカスタマイズしてみましょう。テールフックのみよりも、よく動くぶっ飛びスプーンにはフロントアシストフックを装着することをおすすめします。飛距離や泳ぎに大きな影響がなくキャッチ率が上がりますのでぜひ試してみてください。
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ぶっ飛びスプーンのカラーラインナップ
ぶっ飛びスプーンのカラーは全１0色と全フィールドで使える魅力的カラーが揃っています。実際の小魚（ベイト）に合わせたカラーと濁っている場所などでのアピール力が高いチャート系も揃っていますので選択に困ることはないでしょう。今のところ、サーフで使用してみて塗装強度も悪くありません。心配な方は、ウレタンコーティングするといいかもしれません。
ぶっ飛びスプーンの使い方
ぶっ飛びスプーンはシンキングペンシルと同じような感覚で使うことができます。サーフだけでみても飛距離は十分に確保されています。ここではぶっ飛びスプーンの使い方について解説します。
基本はただ巻き、リトリーブスピードに注意
アクションは基本はただ巻きで釣れます。高速リトリーブでは泳ぎが破綻して暴れすぎてしまう印象で、デットスローからミディアムリトリーブのほうがバイトは多いです。青物などは高速リトリーブも通用すると思います。
巻き速度は、引き抵抗を程よく感じながらティップに感じるカクカクやプルプルが適正です。サーチ能力にも優れたぶっ飛びスプーンは、潮流の変化にも敏感ですので、感じられた時はスローにスピードを落としてあげましょう。
ロッドアクションで口を使わせる
ぶっ飛びスプーンは、その形状から平打ちをしてアピールすることが可能です。ティップだけあおってあげるだけでも小粒なので、ベイトのサイズが小さいときやフラッシング効果で食い渋るターゲットへ口を使わせることができます。
フォールで魅せて釣る
ぶっ飛びスプーンは、メタルジグよりもスローにフォールしますので、ゆっくりした誘いをすることができます。リフト＆フォールのフォール中にバイトが多いです。フラットフィッシュ狙いのときは、ゆっくり誘うことを意識すると釣果に繋がりやすく、逆に青物狙いのときはリアクションバイトを狙った高速アクションでよいと思います。ぶっ飛びスプーンは、食わせの間をつくりやすい釣れるルアーです。
ぶっ飛びスプーンをサーフで使用したインプレ
ぶっ飛びスプーンは、安定して出せる飛距離と様々なアクション変化でターゲットを魅了します。一般的なメタルジグの30ｇのものに比べるとサイズは53mmと小さい印象で、小粒サイズなので小魚を捕食している時期や低活性時に魚種を問わず狙えるような万能なルアーだと思いました。
サーフアングラーは、タックルボックス一軍クラスのルアーであることを体感できる方も多いかもしれません。ここでは、実際に短時間ではありますが使用したインプレをご紹介します。
わかりやすい引き抵抗感
巻き抵抗はしっかりとティップへ感じることができました。よく泳ぎアクションしているのが分かる感じです。アクションがわかりやすいので初心者の方にも扱いやすいルアーだと思います。タダ巻きでレスポンスよく泳ぐため、フラッシング効果が得られブリブリ+キラキラとアピールします。これにより巻きスピードの調整だけで低速の喰わせ優先、中速のリアクション優先のような釣りができます。
ただ巻きは早すぎない速度で、手元にぶりぶりと伝わる感触があれば大丈夫です。巻くのが早すぎると回転しすぎて違和感を与えてしまいます。ハイピッチワイドスイングのアクションでぶっ飛び君95Sと同じイメージで扱えます。
安定の飛距離でターゲットを射程にする
スプーン形状特有のアクションを維持したまま、メタルジグ並みに小粒のぶっ飛びスプーンは、飛距離を稼ぐことができます。30gですが風の影響も受けにくいため、まさに100m飛ぶ新兵器といえます。これは、フックセティングを変えてもさほど変わりませんでした。飛行姿勢もよく、誰でもキャストしやすいと感じました。
10フィート4000番リールにPE0.8号、リーダー16lbのタックルで風速2メーター程度の条件下の元、90mをコンスタントに大きなばらつきなくキャストできました。
扱いやすい操作感が魅力
ぶっ飛びスプーンは、ただ巻きでよく泳ぎが伝わってくるので巻きやすく、着底時も「トンッ！」とハッキリと感じやすく操作しやすいです。水の抵抗を受けやすいルアーはボトム着底がわかりにくいものも多いですが、ぶっ飛びスプーンは着底がわかりやすいです。
また潮流の変化も感じやすく、流せるような場面ではコントロールしやすいです。ゆっくりフォールするので『喰わせの間』がしっかり作れます。リフトアンドフォールやストップアンドゴーで、フォールを意識した誘いが有効的です。
ぶっ飛びスプーンは一撃必殺の釣れるルアー
ぶっ飛びスプーンは、非常に高いポテンシャルをみせてくれます。安定的な飛距離と潮流も感じやすいボディ形状、喰わせ能力の高いアクションは数多くのアングラーの一軍入りルアーになるかもしれません。ぶっ飛びスプーンを積極的に使用してみなさんも楽しんで釣行しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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