大野ゆうき氏プロデュースのミドル~ボトムレンジを完全攻略するS字系スラロームシンペンが登場。滑らかでタイトなスラロームアクションを実現したスリーカー40S。流れの中や深場でもレンジキープしやすいアイ&ウエイトバランスで、リフト時や足元でスラロームしながら上昇する軌道が表層へ逃げるベイトを演出します。ペルレ40Sとのローテーションで攻略の幅が広がりました。今回は、スリーカー40Sについてご紹介します。
レンジキープしやすいS字系スラロームシンペン

スリーカーは40㎜・3.6gの背中にラインアイが付いたタイプのスローS字スラローム系アクションが特徴のライトゲームプラグです。
第一弾のペルレは表層を引きやすくしたシンペンで、レンジ分けでローテーションできるようにスリーカー40Sは深いところを水平に近い安定したスイム姿勢で攻略できるようになっています。
スローリトリーブによるS字スラロームアクションは、深いところから良型メバルが思わず飛び出してくる魅惑のアクションで壁の中層に着いている個体やテトラ帯を攻略することも容易にしてくれます。
スリーカー40Sのスペック
length | weight | ring | fook | price |
---|---|---|---|---|
40mm | 3.6g | #1 | #12 | ¥1,500 (税込 ¥1,650) |
スリーカー40Sのカラーラインナップ

スリーカー40Sのカラーラインナップは、ペルレと同じ全8色展開となっています。ライトSWゲームでは必須のクリアベースカラーが多く、クリアの加減が違うラインナップがそろっています。光量や水質に合わせてセレクトしてみましょう。
スリーカー40Sの使い方
スリーカー40SはゆったりとしたS字系スラロームアクションで幅広いレンジ攻略を可能にし、たくさんの魚種とバイトを引き寄せます。ミドルレンジ〜ボトムレンジを完全攻略する使い方を見ていきましょう。
スローなアクションでボトム付近から上昇軌道を描くただ巻き

ミドルレンジ〜ボトムレンジの一定層をトレースすることももちろん可能ですが、一度ボトムを取ってそのまま巻き上げてくることでバイトチャンスを多く得ることが可能なルアーです。ゆったりとしたS字系スラロームアクションのただ巻きは警戒心の強いターゲットにも効果的な使い方になります。
1秒に一回くらいのテンポで軽いダートアクション

スリーカー40Sは、ダートアクションもこなせるルアーです。鋭いダートではなく、柔らかいアクションのダートをしてくれます。キビキビと動かすイメージではなく、一秒に一回くらいのテンポ感で優しくロッド操作を行うのがコツです。ジグヘッドなどのダートをイメージするとラインを拾いやすくなってしまいます。日中や光量がある常夜灯周りで効果のある使い方です。
ボトム付近でのドリフト

潮流を活かせる潮どうしのよいポイントであれば、ボトムをドリフトさせながら探ることができます。ラインアイが上にあるので水深があるエリアや足場の高い場所でもしっかりドリフトさてコントロールすることができます。エサをじっと待ち構えているターゲットに有効的な使い方になります。
スリーカー40Sを実際に使ってみたインプレ

スリーカー40Sは、前方にウェイトがありますがよく飛んで操作性がいい釣れるルアーです。東北の海でもメインターゲットであるメバルが好反応してくれました。メバルプラッキングだけにとどまらずライトSWゲーム全般に活躍できるペルレ40Sに続く最強ルアーです。
スリーカー40Sの飛距離

スリーカー40Sは、自重が3.6gで扱いやすく気持ちよく飛ばせます。少々の風があっても使えるのは最大の武器です。簡易計測でも私が使用しているPE0.3号を巻いたライトゲームタックルで30mを超す飛距離をコンスタントに計測します。
スピード域はナイトゲームにドンピシャ

滑らかでタイトなスラロームアクションを実現しているスリーカー40は、スレさせにくくターゲットのバイトを誘います。一定層をスローにしっかりと流していけるため、ナイトゲームのメバルプラッキングにピッタリなルアーです。
レンジコントロール性◎

スリーカー40Sのレンジキープ能力の高さは足場の高い場所や横風等を受ける場合であっても不用意に浮き上がるような事はなく安定したスラロームアクションをキープさせる事が可能です。
ロッドポジションや風、潮の速さでもその都度アングラー側でのコントールが必要になりますが、その時の大型メバルの目線に合わせてレンジをキープさせながらフワーッと漂うようなアクションで見せる事ができます。
大野ゆうきプロらしいバランスのよいプラグ
第一弾のペルレ40Sと今回のスリーカー40Sの登場で幅の広い攻略が可能になりました。警戒心の強いはずの良型メバルをゲットすることが不思議と二つのルアーで叶っています。
アクションの質や操作性、ライトゲームをさらに楽しくさせる大野ゆうきプロのルアーをぜひ体感してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント