【デュオ】サーフワーミングを多彩に実現するスパローシャッドの使い方とインプレ

ビーチウォーカー・スパローシャッドは、低活性でシビアな状況下でも対応する万能ヘッドです。スパローヘッドは巻き＆操作、サーフワーミングを多彩に実現できます。スパローシャッドはステイ時でもヒラヒラと動く極薄フィッシュテールを組み合わせた特徴的な形状により、艶めかしくハイピッチなロールアクションを生む食わせの威力が抜群。ワームを真っすぐに刺すのが苦手な方でもビーチウォーカーハウル同様に簡単にセッティング可能。ウェイトは3種類でポイントの水深と流れの速さに応じてセレクトできるスパローシャッドをご紹介します。

ビーチウォーカー・スパローヘッドとスパローシャッドの特徴

ビーチウォーカー・スパロウシリーズは、ジグヘッド単体と、それに対応したワームが発売されています。それぞれの特徴をみていきましょう。

ビーチウォーカー・スパローヘッド

スパローヘッドは巻き＆操作、サーフワーミングを多用途に実現します。直線的な形状、底部のフラットデザインにより水切りがよく、直進時の安定性が向上しています。

浮き上がりを促進し、シャローエリアでもストレスなく引く事が可能でアクションを組み合わせた動作にも優れています。

高活性な魚を狙う釣りはもちろん、低活性でシビアな状況下でもバイトを引き出すフィネスな釣りにも対応する万能ヘッドがスパローヘッドです。

ビーチウォーカー・スパローシャッド

角度や厚み等、細部にまでこだわったシャッドテールとステイ時でもヒラヒラと動く0.8㎜の極薄フィッシュテールを組み合わせた特徴的な形状により、艶めかしくハイピッチなロールアクションを生み出します。

くびれを設けた事で、ただ巻きやストップ＆ゴーの使用はもちろん、細かくシェイクしながら誘うロッドアクションにも機敏に反応し、ターゲットの活性に合わせた使用が可能になっています。

スパローヘッドとの組み合わせにより性能を最大限に引き出します。

ビーチウォーカー・スパローシリーズのラインナップ

ビーチウォーカー・スパロウシリーズは、ジグヘッド単体と、それに対応したワームが発売されています。それぞれの詳細をみていきましょう。

スパローヘッド

重量は18g、21g、25gで、価格は¥1,650（税込）となっています。ヘッド各2個入り、フックは＃6番が2つずつ付いており、フッキングも心配ないスペックになっています。

スパローヘッドのカラーラインナップ

スパローヘッドのカラーラインナップは、ゴールド・シルバーの2色に続いて2024年NEWカラーのUV発光対応の3色を追加。全5色展開となっています。マットピンクとゴールドが人気カラーとなっています。

スパローシャッド

スパローシャッドは、4.5インチのみのラインナップで各5本入りとなっています。今後はサイズ展開やテールの違うタイプのワームが発売されるかもしれません。多彩に活躍するビーチウォーカーシリーズ注目のワームとなっています。

スパローシャッドのカラーラインナップ

スパローシャッドのカラーラインナップは、全10色の展開となっています。UV発光やグロー、サーフには必須カラーがそろっています。また、低活性でシビアな状況下でもバイトを引き出すテールにクリアカラーを採用した充実のカラーラインナップとなっています。

ハウルシリーズとスパローシリーズの違い

ここではビーチウォーカーシリーズで大人気のハウルと何が違うのか、違いや使い分けについてご紹介します。

アピール力が違うので使い分けできる

ハウルに比べると、スパローのアピールカは抑えてあるのが特徴であり違いになります。強く水を攪拌するハウルのハイアピールで反応を得られない場合は、薄く造形されたテールを持つスパローをキャストしてみると、ターゲットの目先を変えるこによりナチュラルな演出ができます。

ワーム装着の仕方や自由度が違う

スパローとハウルの決定的な違いは、ヘッド構造にあります。ハウルはワームにプレートが入り、フックが付く構造ですが、スパローはプレート上にあるキーパーへワームを装着します。スパローはワームを選ばずに使用することが可能です。数多くあるソルトルアー用のワーム、バス用のワームも装着可能で自由度に違いがあります。

スパローの方が浮きやすい

スパローは、ハウルに比べて浮き上がりがよくボトムや駆け上がりをズル引きにくいのが特徴です。遠浅サーフや第一ブレイクからガッツリ掘れたようなかけ上がりのあるエリアに最適です。レンジキープもスパローの方がしやすい印象です。

スパローシャッドの使い方

ただ巻き

ビーチウォーカーシリーズに共通するのが、リトリーブスピードを変化させてのただ巻きです。艶めかしくハイピッチなロールアクションを生み出すスパローシャッドは、やる気のある個体だけではなく食い渋る個体へ対してもただ巻き一つでアピールできる使い方です。

ストップ＆ゴー

ただ巻きへの反応がない場合には、ストップ&ゴーのフォールを交えたアクション等の簡単な誘いで反応を得ることができます。喰わせの間を作り、ストップを入れて放置しても極薄テールの微細なゆらめきで口を使わせる有効的な使い方です。

リフト＆フォール

リフトやリトリーブを止めた瞬間のフォールと着底など、より縦方向への誘いも有効的な使い方です。巻きやストップ＆ゴーへの横方向への反応がない場合に有効的な使い方です。

スパローシャッドを実際に使ってみたインプレ

実際に使用して体感したインプレは、シャッドでありながらサーフフィネスよりに攻めることができるのはスパローシャッドだけということです。万能でありながら、釣り方の幅が広い優れたポイントを知ってみましょう。

マテリアルが柔らかいワームでは最強の飛距離

体節を設けたワームボディでマテリアルが柔らかいスイムベイトの中では、飛行姿勢もさほど崩さずに飛距離を伸ばしてくれます。簡易計測でも60m前後の飛距離で、重心移動式やマテリアルの固いワームには少し劣りますが、柔軟性のあるボディとヘッド形状ならでは水切りのよさで広範囲にサーチできるワームは多くないのでおすすめです。

スピード域の広さとレンジコントロールがしやすい

直線的な形状と底部のフラットデザインにより、水切りがよく直進時の安定性が向上しているヘッドだけあって、浮き上がりを促進し、シャローエリアでもストレスなく引くことが可能でした。レンジキープが得意なジグヘッドで、スピード域の広さもありヒラメにとどまらず、シーバスやマゴチにも高い水準で対応するワームです。

簡単にワーム脱着ができる

スパローシャッドの着脱は、至ってシンプルです。ボディの点線に合わせて差し込むだけという簡単さで、フックを刺せばワームのズレやテールを拾うなどのトラブルも起きませんでした。また、ワームを選ばずにカスタム可能です。試したいワームをスパローヘッドに装着してコントロール性を高めて使えるという面もあります。ぜひ、試してみましょう。

誰でも扱えるサーフ全方位型の万能スパローシャッド

ビーチウォーカー・スパローシャッドについてご紹介してきました。

スパローシャッドをまとめると

使い方も難しいものではなく、誰でも扱えるサーフに必ず持っていきたいワームです。フィネスよりの繊細なアピールもできてしまうスパローシャッドを使ってみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。