「UNIFORCE100F(ユニフォース)」は、1つのルアーで2種類のレンジとスイムアクションを実現する革新的技術「MAG HEAD」を搭載したレンジ・アクション可変式フローティングミノーです。「ショートリップ」と「ロングリップ」の2つの異なるヘッドを使い分けることでレンジとアクションを即座に切り替えることができ、様々なフィールドや刻々と変化する状況にも1つのルアーで対応することが可能になる稀有なルアーです。今回は、ユニフォース100Fの使い方とインプレをご紹介します。
ユニフォースの由来とは
ユニフォース100Fは、革新的技術「MAG HEAD」を搭載したヘッドを持ち、繋げて使う新感覚ルアーです。この名称は、Universal(万能)、Union(結合)、Unit(ユニット)の頭文字とForce(力)を合わせた造語で名付けられました。このルアーを使用して様々なフィールドでたくさんの仲間との繋がりを楽しんでもらいたいという思いが込められています。
ユニフォースのスペック
全長 | 100mm |
重量 | ショートリップ : 17.5g ロングリップ : 19g |
フックサイズ | 前 : #4 後 : #4 |
タイプ | フローティング |
アクション | ヴァリアブルウォブンロール |
ユニフォース100Fのカラーラインナップ
カラーラインナップは8色+web限定色の9色展開しており、他のメーカーにはない派手目のアピール力があるものが多いです。様々なシュチュエーションや状況変化に対応するルアーなので、ターゲットからのリアクションも取りやすいカラーになります。
ユニフォース100Fの特徴
ユニフォース100Fは、基本性能を突き詰めたミノーでありながら他にはないレンジ攻略の幅やカスタム性に優れた特徴を持っています。
ヘッド着脱可能!一つのルアーで多様性抜群!
ヘッドとボディを分離させることによって1つのルアーで2つのアクションを生み出すアイデアを支える技術が「MAG HEAD」です。ヘッドとボディに高磁力のネオジム磁石を内蔵することによって取外し可能なヘッドを素早く確実に固定するための技術です。
ショートトリップ=表層攻略向き
ショートリップは表層攻略向きで、20~40㎝のレンジを得意とする。デッドスローから早巻きまでに対応し、ローリング主体のアクション。
ロングリップ=中層攻略向き
ロングリップHEADは中層攻略向きで、100㎝~のレンジ攻略を得意とする。こちらもあらゆる巻きスピードに対応しており、ウォブリング主体のアクションとなる。
スペアパーツのみの販売がある
UNIFORCE100F用の交換用ヘッドは、ショートリップヘッド ×1、ロングリップヘッド ×1がセットになったスペア商品です。
スペアがあることのメリットは…
・ヘッドをなくしてしまった場合
・ヘッドを破損してしまった場合
・他のカラーと組み合わせて自分だけのオリカラを作りたい場合
・リップを削ってカスタム用にしたい場合
など、ヘッドのみ欲しいという声に対応してくれています。
さらに攻略の幅を広げるカスタム
UNIFORCE100F用の交換用ヘッドの販売があることで、思いっ切ってカスタムすることができます。既存のショートリップとロングリップのスキマを埋めるルアーへと変身します。
ショートリップ→リップレスにする場合
アクションは弱く、潜航レンジが浅くなります。リップを削ることで、空気抵抗を減らして飛距離もUPします。
ロングリップ→ミドルリップにする場合
ショートリップに比べアクションは強く、潜航レンジはロングリップよりも浅くできます。だいたい80㎝くらいを泳いでくるイメージです。
パッケージへのこだわり
記録や記憶に残る魚を釣った記念にルアーをパッケージに入れて飾れるよう、表面には年月日とサイズを記録する欄が設けられています。メモリアルフィッシュを記録するために、パッケージも捨てずにとっておきましょう。
ユニフォース100Fの使い方
ユニフォース100Fの使い方は、特に難しいことはありません。それは基本性能をしっかり突き詰めて誰でも使えるように制作されているルアーだからです。ヘッドを交換できる機構を持ちながら、基本性能の高いルアーはユニフォースだけです。
ただ巻き特化のスタンダードミノー
基本的には、昼でも夜でもただ巻きだけでOKです。状況に合わせてリーリングスピードに意識を持ち、反応がなければヘッドを交換して幅広いレンジを攻略していきます。ロングリップへ変更する前に、手持ちのルアーでローテーションするのがおすすめです。
トゥイッチやジャークも対応
ユニフォース100Fは、トゥイッチやジャーキングへも対応しますが特化はしていないルアーです。ただし、状況によってはリアクションでどうしても口を使わせたい場面で有効的な使い方になります。
ドリフトでの揺らぎアクション
ユニフォース100Fは、夜の明暗部等でのドリフトにも特化しているルアーです。流れの中を漂わすだけでも絶妙に揺らいでシーバスを誘いだす有効的な使い方になります。
実際にユニフォース100Fを使ってみたインプレ
ユニフォース100Fは、パイロットルアーとしても高い能力を見せます。刻一刻と状況が変化していくのに対応できる場面も多く、稀有なルアーで楽しませてくれます。ここでは実際に使ってみたインプレをご紹介します。
パイロットルアーとしても使える飛距離
ユニフォース100Fは、一般的な同クラスのルアーと比較しても大きい重量級の8ミリウェイトボールを内蔵した重心移動システムで飛距離を稼ぐことができます。様々なフィールドや刻々と変化する状況にも1つのルアーで対応することが可能になります。簡易計測でも50m半ばの飛距離で、パイロットルアーとしても使える飛距離を実現しています。
驚異のレンジ攻略幅の広さ
「ショートリップ」と「ロングリップ」の2つの異なるヘッドを使い分けることでレンジとアクションを即座に切り替えることができ、さらにカスタムできることで隙を見せない攻略が可能なルアーです。ユニフォースで一貫して攻めてみるか、ルアーローテーションするか、考えるのが楽しみなルアーとも感じます。
ヘッドを紛失する可能性がある
ユニフォース100はヘッドを交換する機構のため、どうしてもタックルボックスの中で迷子になったり、夜間の交換で落としてしまうリスクがあります。ヘッド部のみポーチへ別で管理することや、ポイントへ向かうまでにセッティングしてしまうのがいいでしょう。万が一の時でもスペア販売もありますので安心ですが、気をつけて扱いましょう。
一つで多種多様の楽しすぎる新感覚ルアー
リップを変えることで表層から一気にレンジを変化させてターゲットを獲える。飛距離もさることながら、トップからミドルレンジまでこれ1本でしっかり探れる新感覚ルアーです。
しかも、リトリーブ速度でアクションも変幻自在!パイロットルアーとしての基本性能も高いルアーです。ぜひ、タックルボックスへ追加してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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