ブローウィン165Fスリムはあらゆるフィールドで活躍するかっ飛びミノーです。スリムなボディとタングステンウェイト球3個が最後方に移動することで圧倒的な飛距離を実現させています。ウェイト球の揺れによる失速を防ぐ特許技術によって、常に安定した飛距離を稼ぎ出します。アクションはウォブンロールを滑らかに出しながら、軌道を左右にふらつかせるダブルアクションを採用。長さあるスリムボディが違和感なくバイトまで持ち込むブローウィン165Fスリムをご紹介します。
ブローウィン165Fスリムの特徴
ブローウィン165Fスリムは、遠投性能を飛躍的に向上させるための特徴や食わせ能力の高いアクションがあります。ここでは、そんなブローウィンの特徴を紹介していきます。
特許技術による遠投性能
キャスト時の遠投性能に大きく影響を与える「ウエイト球の揺れ」。ブローウィンは、飛行中のウェイト球の揺れを最小限に抑える、独自の特許技術を採用。逆風や横風の強い状況でも力強い飛行姿勢を維持すると同時に、失速を防ぐ特許技術によって、常に安定した飛距離を稼ぎ出します。
あらゆる魚種に効くダブルアクション
公式では、「ウォブンロールを滑らかに出しながら軌道を左右にふらつかせるダブルアクション」と説明されていますが、ロールが強めのアクションとなっています。長さを感じさせないスリムボディがあらゆる魚の反応を引きずり出します。
ブローウィン165Fスリムのスペック
[全長] 165mm
[重さ] 24g
[フック] #5×3
[レンジ] 80cm
ブローウィン165Fスリムのカラーラインナップ
カラーラインナップはブルーブルーらしい基本カラー12色が展開しています。他のメーカーにはない派手目のアピール力があるものが多いです。ジャーキングが得意なルアーにとって、フラッシング効果の高いリアクションも取りやすいカラーになります。
ブローウィン165Fスリムの使い方
最大の魅力である遠投性能を活かした、シンプルな使い方が効果的なルアーです。ブローウィンシリーズをはじめて購入した方は、アクションを最大限に活かせる使い方をチェックしましょう。
緩急を意識したただ巻き
ナチュラルなウォブンロールのアクションを出しながら、ちどらせるダブルアクションでアプローチします。早巻きはもちろん、スローリトリーブでもしっかりとアクションするため、魚の活性に合わせて緩急をつけたリトリーブを意識しましょう。
得意分野のジャーキングを活かす
ロッドワークでのアクションを取り入れたい方は、もちろんジャーキングがおすすめのルアーです。ブローウィンはジャーキングでの姿勢もよく、ベイトフィッシュを積極的に追いかけるフィッシュイーターに対してぴったりの使い方です。横方向へスライドするため、ターゲットに長くアピールできます。
偏食シーバスにも効くドリフト
ブローウィン165Fスリムはスローアクションがほぼロールの動きをするため、流れのダウンでとても扱いやすいです。ルアーが暴れすぎない方がよいケースが多い場合があるサヨリパターンなどでは、流している最中の揺れ動くロールメインのアクションは活躍します。
ブローウィン165Fスリムを実際に使ってみたインプレ
実際に使用して体感したインプレは、他にはそう多くないサイズ感と鋭いキレのあるアクションが出せるフローティングミノーということです。魚種問わずレビュー評価が高く、釣り方の幅が広いコスパ以上のパフォーマンスに優れたポイントを知ってみましょう。
ブローウィン165Fスリムの飛距離
シマノのAR-C重心移動システム対抗して、ボールウェイトでの設計で追求して開発されたブローウィン165Fスリム。特許技術を採用した重心移動やスリムデザインの利点を活かし、安定した飛行姿勢は抜群の飛距離を確保しています。
シマノの重心移動システムAR-Cは、キャスト時はウェイトが後方に移動して飛距離を出すと言った物だけど、ルアーに対してキャスト方向への力がある程度無くなるとバネの力で重心が戻り飛距離が落ちます。
対して、ブローウィン165Fスリムはボールウェイトの重心移動のため、最後まで後方にウェイトが残った状態を維持して着水するので飛距離が落ちにくい利点を感じました。簡易計測でも60m半ばに迫り、最大飛距離はライバルのサイレントアサシンに負けるかもしれませんが、ブローウィン165Fスリムは安定した飛距離を出すことが出来ます。
ジャーキングでのブローウィン165Fスリムと140Sの使い分け
ブローウィン165Fスリムと、ブローウィン140Sのジャーキングアクションでの違いについて比較しました。140Sはシンキングタイプでリズミカルに連続してアクションさせて食わせていきますが、125Fスリムや165Fスリムはフローティングの利点を活かして間を作ったジャーキングが可能です。
ジャーキングで左右へ振った後の浮上が一つの間を作り、スピードの違いで食わせていけるので早いテンポで反応が得られない場合に効果的でした。
魚種と対応するシュチュエーションが幅広い
ブローウィン165Fで釣れるのは、河川のシーバスだけではありません。磯マル、磯ヒラ、真鯛、青物やヒラメなどシュチュエーションが違う魚種がたくさん釣れます。サヨリパターンでの使用がイメージされやすいですが、ターゲットが遠い時や暴れすぎないアクションが必要な時は迷わず投入できるルアーです。
存在感と食わせの細身ボディを持つハイブリットミノー
ビッグベイトの部類に入る長さがあるブローウィン165Fスリムは、ライトめなMLクラスのロッドでも十分楽しめます。安定した飛行と巻きスピードを上げてもバタバタ暴れず泳ぎ切り、波動を抑えたアクションがアドバンテージをとる状況も多いと感じています。
サイズ感による視覚でのアピールに加えて、比較的タイトなアクションで食わせ能力の高いブローウィン165Fをぜひ使ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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